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技術士二次試験の得点開示請求の方法【完全ガイド】

技術士二次試験の合格・不合格に関わらず、自分の得点が気になることがあるでしょう。ここでは、技術士試験の得点開示請求の方法について、手順や必要な書類を詳しく解説します。

目次

開示請求の対象と可能時期

1. 開示請求が可能な対象

開示請求ができる情報は以下の通りです。

  • 受験番号
  • 技術部門および選択科目(※二次試験のみ)
  • 得点(※平成16年度以降のデータのみ)
  • 欠席・失格の有無

2. 開示請求ができるタイミング

技術士試験の開示請求は、合格発表日以降に可能です。二次試験の場合、口頭試験の合格発表日が終了した後にのみ請求が受け付けられますのでご注意ください。

必要な書類と準備事項

開示請求には、以下の書類が必要です。特に本人確認書類や返信用封筒など、必要なものを事前に用意しておきましょう。

  1. 個人情報の開示請求書
    日本技術士会の所定の書式に必要事項を記入し、押印が必要です。
    開示請求書の書式はこちらからダウンロードできます:
    技術士試験開示請求書のダウンロードページ
  2. 本人確認書類のコピー
    運転免許証、健康保険証、パスポートなどの氏名と生年月日が確認できる書類を1点。
    ※マイナンバーカードは送付しないでください。
  3. 発行手数料
    1件当たり300円の定額小為替証書を用意し、無記入の状態で同封します。
  4. 返信用封筒
    自分の住所を記入し、必要な郵送料金の切手を貼った返信用封筒を同封します。郵送料金の目安
    • 定形封筒(長形3号):1~10件(三つ折り)→110円
    • 定形外封筒(角形2号):1~8件→140円、9件以上→180円

開示請求の手順

ステップ1:必要書類の準備

上記の必要書類を揃え、所定の請求書に必要事項を記入して押印します。名前が受験時と異なる場合には、戸籍抄本や氏名変更が確認できる公的書類を追加で添付してください。

ステップ2:必要書類を封入

全ての書類を封筒にまとめ、郵送準備をします。記載に不備があると受付がされない場合がありますので、内容をしっかり確認しましょう。

ステップ3:郵送

以下の宛先に郵送します。

送付先
〒105-0011
東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館4階
公益社団法人 日本技術士会 技術士試験センター 試験担当宛

回答までの期間と注意点

請求をしてから回答が届くまで約1か月かかります。ただし、合格発表直後など申請が集中する時期には、最大2か月程度かかる場合もあります。期間に余裕を持って申請を行うと安心です。


まとめ

技術士二次試験の得点開示請求は、所定の手順と書類をしっかり準備することが重要です。開示を活用することで、自身の試験結果をより詳しく把握し、次回の試験対策にも役立てることができるでしょう。

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